沿革

 当漁協は、平成21(2009)年10月1日に、山田町内の大浦、織笠、山田湾、大沢の4つの漁協が合併して設立した漁協です。

 合併当初(平成20年度末)の組合員数は1,121人、水揚げ高は20億7千万円余で、岩手県内でも大型の漁協となりました。



組織

 当漁協は現在、山田町中央町11-14 に本所を置いています。
 旧漁協地区にあった4つの支所は廃止し、本所で全ての事業を統括しています。
 本所は、参事及び会計主任の下に、 総務課、指導課、販売課、購買課、定置事業課、ふ化事業課を置きます。

 平成25年度の正職員数は27名(岩手県信用漁業協同組合連合会出向6名、山田漁業協同組合連合会出向1名を含む)の陣容となります。

漁港

 当漁協が利用する漁港は、山田湾に県営の山田漁港、大沢漁港、大浦漁港と町営の織笠漁港が、 船越半島の小谷鳥湾に町営の小谷鳥漁港があります。

山田漁港(東日本大震災前)


大沢漁港(東日本大震災前)


大浦漁港(東日本大震災前)


織笠漁港(東日本大震災前)


小谷鳥漁港(東日本大震災前)

※漁港写真の著作権は岩手県にあります。岩手県の許可を得て掲載しております。

漁場

 当漁協の組合員が漁業権を行使する漁場は、ごく沿岸では、本州最東端のトドヶ埼から山田湾を経て船越湾の中程までの間に、 採介藻漁業の第一種共同漁業権漁場、刺網などの第二種共同漁業権漁場、かき・ほたて・わかめ・こんぶを養殖する区画漁業権漁場 があります。また、その間に定置漁業権漁場があり、組合自営や生産組合の定置網が設置されています。

 いか一本釣り、たら延縄、さけ延縄、いさだ曳網、さんま棒受網なども、 それぞれの漁業許可に基づき、岩手沖、日本海、北海道沖などの漁場で当漁協所属船が操業しています。

 三陸沖では、北から親潮、南から黒潮北上暖水、津軽海峡を通って太平洋に出た津軽暖流の3海流がぶつかり、 潮境と呼ばれる混合域で植物プランクトンが増殖します。その植物プランクトンを食べる動物プランクトン、 中でもネオカラヌス属というコペポーダ(カイアシ類 ケンミジンコともいう)が豊かな栄養を蓄え、それを求めて多くの小魚、 中・大型魚が春から夏に集まり、秋に産卵のために南下して行きます。初鰹より戻り鰹が脂肪分豊富であるのは、三陸沖で餌を たっぷり食べたからなのです。

 親潮が沿岸に接岸すれば水温が5℃以下に、時には1℃以下に低下し、あわび稚貝をへい死させます。 この低水温が春まで2〜3ヶ月も続くと、沿岸浅所はこんぶ、わかめが大量に繁茂し、うには太るものの海藻が邪魔で獲れないなど、 様々な影響を漁業に及ぼします。

山田町の情報